夏の長雨寡日照の「効用」と言うべきか...株が少々弱ったのでしょうね。何もしないのにヒペリカムが色づいてきています。
お彼岸くらいまでは、ワレモコウ中心の出荷になります。先日も花屋さんと市場の担当者さんをワレモコウ畑にご案内しました。何気なく完成品を見ているのだけれど、ここまで来るには本当に多くの苦労が重ねられているのだと少し力説させていただきました。ワレモコウはバラ科の植物。ここでピンと来る生産者の方もいらっしゃるのでしょうけれど、本当に、とっても、非常に、ウドンコ病がつきやすい。条件によっては、一晩で蔓延してしまうこともあったりするので、週に一度の消毒は欠かせないばかりか、病気が出始めれば週に2,3度は当たり前。農薬への抵抗性もつきやすく、どうしても高価な新薬を使うことになってしまいます。たぶん、新規で栽培を始める方は少ないでしょうね。栽培者は減るばかりです。「価値をわかっていただいて、できるだけ高く買ってくださいね!」が結論。
ワレモコウは早朝にひとりで収穫に来ています。「今日はここからここまで」と決めて、稲刈り鎌でザクザクと切り進めればよいので、収穫はとてもラク。1時間強で1.5tトラック1台分くらい収穫できてしまいます。
敬老の日やお彼岸、その後の十五夜とワレモコウがお世話になる機会が多いかと思います。どうぞながのみゆきのワレモコウをよろしくお願いします!!