センティアさん見学
2015年 12月 03日
新幹線で50分。富山市に行くのは実は初めて。駅を降りるとトラム(路面電車)が行き交い、スローな城下町感が溢れていました。この雰囲気にまず好感度アップ。
集合時間まで1時間以上あったので、小雨のなかを傘をさしてお散歩。
さて、肝心のセンティアさん。米とチューリップの球根生産と切花生産の複合経営。
オランダ製のローリングベンチを利用したコンテナ栽培。切花出荷は年間55万本。自家製の球根をかなり使用されているのかと想像していたら15パーセントくらいとのこと。マーケットへの対応力には感心しました。
次に行ったのが、富山環境開発さんの農業部門。巨大な温室群が立ち並ぶ姿は圧巻。
もともと廃棄物の処理業者さん。廃棄物の埋立完了地の利用として、温室を建て、廃棄物の焼却熱で発電するプラントによる電気と、廃熱を蓄熱する装置を利用して温室の冷暖房や環境制御に必要なエネルギーを得ています。まずはミニトマトの温室。
花も、12アールの温室10棟で栽培しています。トルコギキョウやラナンキュラスなど。
ヒートポンプで夏は昼夜冷房し、7月14日に定植したというトルコキキョウも非常に高品質なものを出荷されていました。LEDで補光している温室内は昼のような明るさ。その照明器具にかけたコストも1棟でニセンマンエンと聞いてびっくり。
驚くやら何やらで「びっくりポン」でしたが、家に帰ったらテレビに娘が映っていて、これまたびっくりポン。